小6の娘は公文英語を始めて1年ですが、このたび英検4級を受けました。
実は、娘は英検4級を申し込んで、英検の勉強を始めてすぐ「難しすぎるから、受けるのやめる!」と言いだしました。
私も一緒に英検のテキストを見たのですが、正直、小6の子供には難しいのかもしれないと思いました。
そして同時に、公文英語を毎日ほぼ自力で勉強してきた、娘の弱点を感じるようになりました。
弱点をカバーした英検の勉強法をご紹介しますので、参考にしていただければと思います。
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英検4級とは?
英検は日本英語検定協会主催の検定です。英検の級は5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7段階ありますが、小学生で受験することの多い5~3級についてまとめました。
4級を受けるためにはまず、レベルの目安である中2程度の基礎的な英語を身に付けていくことが必要です。
5級 | 4級 | 3級 | |
目安 | 中1終了程度 | 中2終了程度 | 中3終了程度 |
1次試験 |
筆記試験(25分) リスニング(約20分) |
筆記試験(35分) リスニング(約30分) |
筆記試験(50分) リスニング(約25分) |
2次試験 |
任意:スピーキングテスト |
任意:スピーキングテスト |
面接(約5分) |
公文教材 |
G教材Ⅱ終了程度 | H教材Ⅱ終了程度 | I教材Ⅱ終了程度 |
英検の詳細はこちら>>>英検公式HP
公文の教材でいえば少なくとも中2前半相当のHⅠ教材は終了、できれば中2後半相当のHⅡ終了が望ましいと思います。
公文英語で勉強している娘の弱点とは
ちなみにうちの子は、中2前半相当のHⅠの最後くらいまで進んでいるころ英検を受けました。
英検4級が中2程度の理解力を必要とするので、HⅡ教材(中2後半相当)を終えていればベストだったかもしれませんが、無謀な挑戦というほどではなかったと思います。
それなのに、なぜとても難しく感じてしまうか、まず最初に考えてみました。
公文の英語は、新しい文法が出てくるとプリントの最初にその説明があり、似たような問題を繰り返しイーペンシルで聞きながら解いていき覚えていく勉強法です。
問題の前後に同じようなパターンの文章が載っているので、続く問題も前後の文章を見て埋めていくことができます。
文章や単語の読み方が分からなくてもイーペンシルで聞くことができますし、割とスイスイ進めやすいと思います。「公文英語を続けていれば、いつの間か難しいことができているようになる」という感じなのです。
うちの子のように、詳しく説明された文章を読むのが苦手なタイプでも、感覚的に楽しく続けられるポイントだと思います。
ですが、反面「文法という英語のしくみをしっかり理解していなくても、また、文法で出てくる用語を覚えていなくてもできてしまう」という場合があります。
実際、HⅠ教材(中2前半相当)をだいぶ進めてから、娘が「be動詞と一般動詞って何?」と聞いてきたことがありました。
be動詞と一般動詞は中1から出てきていますし、英検5級でもやっていたはずだからです。頭の中で文法が整理されていないのでしょう。
これはうちの子の話であって、公文生全員が英語の文法に弱いという訳ではありません。プリントに最初に出てくる文法をしっかり覚えているお子さんはそうではないと思います。
しかしながら傾向として、公文英語では文法や用語はプリントの中にさらっと出てくるため、英検を受ける時は試験によく出る文法を確認しておくのがいいと思います。
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弱点をカバーした勉強法は?
それでは、うちの子が公文英語だけでは定着しなかった「文法」という弱点をカバーするために、実際、英検前にした勉強法をご紹介しますね。
■公文を通常通り勉強する(少しでも先に進む)
■英検用のテキストを1冊解く
■英検アプリ「スタディ・ギアfor EIKEN」を1日30分する
この三つは英検5級を勉強していたときもやっていましたが、初めての受験だったので、念のためやっておこうというという感じでした。
結果論ですが、ギリギリ合格ラインに達せばいいのなら、公文+英検用テキスト、または、公文+「スタディ・ギアfor EIKEN」のどちらかでも合格したのではないかと思います。
今回英検4級を受けるに当たり、しっかり英検対策をしなければ受からないと思い、「公文」「テキスト」「スタディ・ギアfor EIKEN」の三本立てで勉強することにしました。
まずは、英検用のテキストについて。英検5級で使ったテキストがとてもわかりやすかったので、4級もこのシリーズで。
英検によく出る文法、単語、熟語などがまとめてあるので、テキストでの勉強はやはり重要だと思います。これを1冊必ず終えることにしました。
通常なら、こちらの見開き(左ページ:説明、右ページ:問題)を1日分くらいが勉強しやすそうです。
今回、9月初めに北海道地震があり、気づけば9月中旬になっていました。テキスト1冊を終えるためには、ページ数から計算し、見開き×3を1日分とすることに。
また、英検4級ではリスニングの点数配分が半分近くあるので、リスニング対策にCDも忘れずに使いました。
もう一つが、5級でも使った英検アプリの「スタディ・ギアfor EIKEN」です。(2~5級まで対応)
英検受験者はクーポンがもらえ、無料でベーシックプランを使うことができます。公文から団体受験だと、うちの場合は検定の2~3週間前にクーポン番号がもらえました。
スタディ・ギアはゲーム感覚でできるので、楽しみながら続けていましたが、必ず1日30分することにしました。
まちがった問題は正解するまで繰り返し出てくるので、覚えやすかったようです。
参考までに、5級ですがスタディ・ギアでの勉強の様子の動画です。もちろん4級はもっと難しいです。
ちなみにスタディ・ギアfor EIKENには、平成30年9月に、いつでも無料で使えるライトプランができました。
クーポンがもらえる間はスタンダードを使って、それ以外はライトプランで勉強すれば長い間無料で使えますね。
今回、「公文」「テキスト」「スタディ・ギア」という全く違う3つの方法で勉強することによって、英検の問題への理解度が深まったと、娘の様子を見ていて感じました。
英検の結果
そして、昨年11月に公文英語を始めてから1年弱で、英検4級に無事合格することができました。
英検CSEスコア(点数)は735点です。
公文英語を始める前は、英検など全く頭になく、中学校へ入る前に少し準備ができれば、くらいに考えていました。
1年前は学校の英語の授業も全くわからなかった娘が、英検4級に合格し、英語を好きになりました。さらに向上心が出てきたらしく、英検が終わるとすぐに英検3級の勉強も自ら始めています。
公文英語に出合えて、本当によかったと思います。
まとめ
小6の娘は公文英語を始めて1年ですが、このたび英検4級を受けましたが、英検の勉強を始めると、公文英語を毎日ほぼ自力で勉強してきた、娘の弱点を感じるようになりました。
英検4級のレベルは中2終了程度で、公文の教材でいえば少なくとも中2前半相当のHⅠ教材は終了、できれば中2後半相当のHⅡ終了が望ましいと思います。
ちなみにうちの子は、中2前半相当のHⅠの最後くらいまで進んでいるころ英検を受けました。
HⅡ教材(中2後半相当)を終えていればベストだったかもしれませんが、無謀な挑戦というわけでなかったと思います。
公文の英語は、新しい文法が出てくるとプリントの最初にその説明があり、似たような問題を繰り返しイーペンシルで聞きながら解いていき覚えていく勉強法です。
文章や単語の読み方が分からなくてもイーペンシルで聞くことができますし、割とスイスイ進めやすいと思います。
ですが、反面「文法という英語のしくみをしっかり理解していなくても、また、文法で出てくる用語を覚えていなくてもできてしまう」という場合があります。
公文生全員が英語の文法に弱いという訳ではありません。プリントに最初に出てくる文法をしっかり覚えているお子さんはそうではないと思います。
しかしながら傾向として、公文英語では文法や用語はプリントの中にさらっと出てくるため、英検を受ける時は試験によく出る文法を確認しておくのがいいと思います。
英検4級では、公文で中2相当の勉強をし、さらに娘の弱い文法をカバーするために次の勉強をしました。
■英検用のテキストを1冊解く
■英検アプリ「スタディ・ギアfor EIKEN」を1日30分する
「公文」「テキスト」「スタディ・ギア」という全く違う3つの方法で勉強することによって、英検の問題への理解度が深まったような気がします。
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