公文で英検5級に半年で合格!英語の授業がわからない⇒好きに!!

公文 英検5級

英検に受かる小学生は公文の生徒が多いといいますが、娘が公文を始めた直後は、自分の子供のことに置き換えては考えられませんでした。

娘は公文を始めるまで学校の英語の授業がほとんどわからなかったそうですし、公文の英語を始めたのも英検目的ではなかったので、ピンと来なかったのです。

ですが、娘は小5の12月から公文を始めて、半年後の試験で英検5級に合格することができました。

公文を始めるまで英語が苦手と感じていた娘が、半年で英検に挑戦できたことにまず驚いています。

公文を習いながら英検5級を受験・合格するまでにやってきたことをまとめますので、公文と英検を考えている方の参考になれば幸いです。

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英検5級ってどんな検定?

公文 英検5級

英検は日本英語検定協会主催の検定です。中学生になれば学校で受験することもできますし、数ある英語関連の検定でも、一番身近でなじみのある検定だと思います。

英検の級は5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7段階ありますが、小学生で受験することの多い5~3級についてまとめてみます。

  5級 4級 3級
目安 中1終了程度 中2終了程度 中3終了程度
1次試験

筆記試験(25分)

リスニング(約20分)

筆記試験(35分)

リスニング(約30分)

筆記試験(50分)

リスニング(約25分)

2次試験

任意:スピーキングテスト

任意:スピーキングテスト

面接(約5分)

公文教材

G教材Ⅱ終了程度 H教材Ⅱ終了程度 I教材Ⅱ終了程度

5級と4級は筆記試験とリスニングの1次試験のみで、2次試験のスピーキングテストは任意なので、受けても受けなくてもかまいません。

3級からは面接(英語で質問⇒英語で答える)があるので、少し難しく感じそうです。

英検の詳細はこちら>>>英検公式HP

5級を受けるためにはまず、レベルの目安である中1程度の基礎的な英語を身に付けていくことが必要です。

公文の教材でいえば少なくとも中1前半相当のGⅠ教材は終了できれば中1後半相当のGⅡ終了が望ましいと思います。

ちなみにうちの娘は、GⅡの半分くらいまで進んでいるころ英検を受けました。

公文はなぜ英検に強いの?

公文 英検5級

英検5級は中1終了程度の英語力があれば受けることができます。

小学生が勉強する方法は、公文以外にも、英会話教室や塾、ラジオ基礎英語などの独学などがありますよね。

いろいろな勉強方法の中で「公文はなぜ英検に強いのか」、公文英語を習う娘を見てきた私から思うことを書いていきます。

毎日英語を聞くから

毎日英語を聞く環境は語学では必要なこととわかっていても、独学ではなかなか難しかったりしますよね。

英会話教室や塾では、その日しか英語を聞かないことになります。

ラジオ基礎英語は月曜~金曜まで1日3回放送されており、録音したりCD付きのテキストを買うと、好きな時に少しずつ勉強できるいい教材だと思います。

ただ、私がそうですが、いつでも勉強できるものってなかなか続かなかったりしませんか?通信教育もそういう傾向がありますよね。

それに比べて公文英語では毎日宿題があるので、毎日イーペンシルで英語を聞くことになります。

宿題をする中で、半ば「強制的」に聞くというのがポイントだと思います。

子供は耳がいいので、毎日聞いていると英語に慣れてくるのも早いようです。知らず知らずのうちに聞けるようになってしまう、という感じです。

スモールステップの訓練だから

公文はスモールステップの繰り返しの学習方法です。1日分に習うことは少しですが、最低でもプリント5枚を、少しずつ単語を変えて繰り返し学習します。

この「少しずつ」というのは、たぶん楽なんだと思います。いきなりいくつもの単語や文法を1日で覚えたり、突然ハードルが上がるようなことって、大人でも難しいですよね。

そして、公文の学習方法というのは、いってみれば「訓練」だと思います。もちろん公文側では「訓練」などとはいいませんが!

「訓練」といえばスパルタのように聞こえますが、「少しずつ難しいことを続けていく継続力」と置き換えていただければ、ニュアンスがご理解いただけると思います。

小学生で英検を受けるために英語を習うには、最初はやはり多少の訓練とがんばりは必要ではないでしょうか。

といっても、訓練が苦痛で勉強をやめてしまっては元も子もありません。宿題が辛すぎる場合は、枚数や進み具合を先生と相談してみるといいと思います。

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公文英語をどんなペースで進めたか

公文 英検5級

英語教材は3A~T教材(大学相当)まであり、各教材には1~200のプリントがあります。

現在、赤い文字のGⅡの最後まで進んでいます。

教材

学年(相当)

娘の進み具合
D (単語など) 

5年生11月中旬~学習済み(1日5枚)

E

(一般動詞、be動詞の簡単な文など) 

5年生12月下旬~学習済み(途中から1日10枚)
F (一般動詞、be動詞の文の構成など)   5年生2月上旬~学習済み
GⅠ

中1 前半

5年生3月上旬~学習済み

GⅡ

中1 後半

6年生4月中旬~もうすぐ終了(英検後1日5枚に戻す) 

6月英検5級受験⇒合格

HⅠ

中2 前半

6年生夏休み~の予定

HⅡ

中2 後半

6年生秋~の予定

2月英検4級受験予定

教材の進み具合については、以前の記事にも書いているので、よかったら見てみてください。

小5から公文を始めるのは遅い?もう手遅れなの?

の目次から、「3.小5から公文に通う」に飛ぶとすぐに読んでいただけます。

公文英語だけで英検5級に合格できる?

公文 英検5級

「公文英語だけで英検5級に合格できる?」と聞かれれば、私の意見ではYESであり、NOでもあるので理由を説明しますね。

YESな理由

まずはGⅠを終えてGⅡに入れば中1くらいの英語力は身についているはずなので、基礎的な英語力ということではYESです。

うちの子の教室は、英検前になると模擬テストを解く時間があり、マークシートの書き方も教えてもらえました。

公文 英検5級

娘は他の検定も含めて初めての受験だったので、マークシートで間違えないかなと親の方が心配でしたが、公文で練習したので安心することができました。

NOな理由

公文でも英検対策はしてもらえるのですが、自宅でも英検対策をしたので、100%公文だけではないという意味でNOです。

やはり検定は、検定の出題パターンを知るために、模擬問題をある程度こなすのが安心な気がします。後からやっておけばよかった~という後悔はしたくないので。。

自宅での英検対策は「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」という問題集1冊を終えるのを目標にしました。

この問題集は、とてもわかりやすくてオススメです!CD付きなのでリスニングもできます。

見開きが1問になっていて、左ページの解説 ⇒ 右ページの予想問題、リスニング と進めていきます。イラストが入った解説がわかりやすくて、字ばかりの問題集が苦手な娘には、ちょうどよかったようです。

公文 英検5級

問題1回分を1日ずつ進んでいくと、29問あるのでだいたい1カ月で終わりますが、他にも重要単語だけのページや模擬試験もあります。

初めて英検を受験するお子さんだと、2ヶ月前くらいから始めると、少し余裕を持って進められるのではないかと思います。

もう一つ、英検受験者は無料で「スタディギア」の英語アプリのスタンダードが使えるので、近くなってから学習しました。

単語の練習とか。

短文の穴埋め問題もあります。

スタディギアは、最初やり方がよくわからなかったのですが、繰り返すうちにわかってきて、時間を見つけてはパソコンに向かっていました。

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スコアと英検バンド

公文 英検5級

そして初めての英検5級の結果は、合格でした!

半年前に公文英語を始めるまでは、これほど短期間で英検5級を受けるとは、全く考えていなかったです。

公文 英検5級

英検では2016年度から英検CSEスコアというものが導入されていて、合否判定はスコアで行います。

また、英検バンドは、各級の合格基準に対してどれだけ余裕を持ったか、また足りなかったかの目安で、合格の場合は約25スコアごとに+1、不合格の場合は約25スコアごとに-1となります。

5級の満点スコアは850で、合格基準スコアは419ですが、娘のスコアは705英検バンドはG5+12。でした。

英検バンド+12は、合格基準419点に約300スコア近くの余裕を持って合格したという意味になります。

英検4級までは面接もないので、このまま公文の教材を進んでいけば、同じような感じで受験できそう。

何より、娘は英語がよくわからなかった⇒好きになりました!学校の英語の授業もわかるようになったそうです。

娘が楽しんで勉強しているうちに、勢いで4級を目指す予定です。

まとめ

公文 英検5級

娘が公文を始めた直後は、自分の子供のことに置き換えては考えられませんでしたが、半年で英検5級に合格することができました。

小学生で受験することの多い5~3級についてまとめてみます。

  5級 4級 3級
目安 中1終了程度 中2終了程度 中3終了程度
1次試験

筆記試験(25分)

リスニング(約20分)

筆記試験(35分)

リスニング(約30分)

筆記試験(50分)

リスニング(約25分)

2次試験

任意:スピーキングテスト

任意:スピーキングテスト

面接(約5分)

公文教材

G教材Ⅱ終了程度 H教材Ⅱ終了程度 I教材Ⅱ終了程度

公文の教材は、少なくとも中1前半相当のGⅠ教材を終了していて、中1後半相当のGⅡも終了していれば、英検5級に対応できます。

小学生が英検5級の英語を身につけるなら、必ずしも公文でなくても他にも方法はあると思います。

いろいろな勉強法の中で「公文はなぜ英検に強いのか」、娘を見てきた私は、

少しずつ難しいことを続けていく継続力(訓練)だから

宿題があるので半ば強制的にイーペンシルで毎日英語を聞くから

ということだと思います。

「公文英語だけで英検に合格できるか」と聞かれたら、YESでもあり、NOでもあります。

YESの理由は、まずは英検5級の範囲は、公文のG教材の最後の方まで行けば対応できると思うから。公文の教室でも、英検対策のプリントをしたり、マークシートの書き方も教えてもらえました。

NOの理由は、自宅でも問題集やパソコンでスタディギアのアプリを使って勉強したので、100%公文だけではないからです。

公文英語で英検5級に合格できたので、次は4級に挑戦してほしいと思っています。

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