北海道医療センター 三角山フェスタで気分はコードブルー

北海道医療センター

北海道医療センターのイベント「いきいき三角山フェスタ」に行ってきました。

小6の娘が看護師の仕事に興味を持っているので行ったのですが、子供たちはいろいろな体験ができて、とても楽しかったようです。

しかも無料でできるものばかりなので、とても得した気分になりましたよ!

子供ならだれでも楽しめるイベントだと思いますが、お子さんが医療に興味を持っている、将来お子さんを医療の道に進ませたい、という方には特におすすめです。

子供ができることを中心にまとめてみましたので、気になっている方は参考にしてみてくださいね。

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いきいき三角山フェスタとは?

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北海道医療センターの「いきいき三角山フェスタ」は、地域の人に医療センターのことを知ってもらうためのイベントです。2013年から始まり、今回は第6回になります。

こちらは、2010年に国立西札幌病院と国立札幌南病院が統合したできた、大きくて新しい病院です。

今まで病院の前を何度も通ったことがありますが、入ったことがなかったので、親の私もワクワクです!

お医者さん体験

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いきいき三角山フェスタで子供たちがまず「やってみたい!」と言ったのが、お医者さん体験。各ブースには先生がついて、やさしく教えてくれます。

気管挿管体験

まずは、先生が喉の断面模型を見せてくれました。舌が奥に入り込むこともあるそうで、喉の構造を見てからのスタートです。

気道確保するためのチューブをのどの奥に入れて、注射器?のようなものをセット。

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人形の胸を押すと、チューブの先から空気が出てきたので、無事、気道確保を確認できました。

娘はコードブルーが好きなので、きっと頭の中は藍沢先生(山Pの役)になっていたと思います!

内視鏡手術体験

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内視鏡手術体験では、ビーズやサイコロをはさみに挟んで、隣の容器に移していきます。

手元でなく、画面を見ながらなので、なかなか難しそうでした。特に直角のサイコロが挟みづらそうでしたが、なんとかクリア。

縫合手技体験

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これは、皮膚がぱっくり開いたように見立てたスポンジの模型を、針で縫う体験です。

先生から「お母さんもよかったどうぞ」と言われたので、私もつい参加してしまいました!なのであまりいい写真が残っていませんが、言葉で説明しますね。

まず、針ですが、釣り針に返しがついていないような半円の針に、糸がくっついています。

そして針を鉗子(はさみのような形をしていて、歯がなく先端で物をつまめる器具)でつまみ、皮膚が割れた部分を通します。向かい側の皮膚に貫通したら、先端がとがっていないピンセットのような器具でつまみ、針を引きます。

そしてピンセットの先に糸を数回巻きつけて、もう一方の糸をつかんで引っ張ると、結び目ができました。

正直、私はほとんど理解できなかったので、たぶん説明の手順が抜けていると思います。先生の言葉に導かれ、なんとか結び目はできましたが。。

それに比べて一緒に始めた子供は早々に終わっていたので、自分の頭の固さに軽くショック。でも面白い経験ができました。

お薬屋さん体験

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調剤の体験もできます。錠剤に見立てたM&Mのチョコレートを、升目の一番右の縦の列に、一粒ずつ入れていきます。

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右のタッチパネルで指定をすると、機械の下から、朝食後・昼食後・夕食後の二日分として、一粒ずつ小分けされて出てきます。おもしろーい!

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次は粉薬ですが、味のついた粉のお菓子をトレーに6g測って入れます。味は4種類(パイン・いちご・オレンジ・メロン)の中から選べます。

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薬を機械に入れて、こちらもタッチパネルで指定すると、朝食後・昼食後・夕食後の二日分として、1gずつ小分けされて機械の下から出てきました。

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薬ってこうやって分けていくんですね。知りませんでした!

調剤する機械も、普段見ることができないものなので、楽しかったです。ちなみに、機械は高級車1台買えるお値段だそうですよ。

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患者さんの体験

このイベントでは、患者側の体験をすることもできます。

救急車乗車体験

息子が患者さん役でストレッチャーに乗ります。

北海道医療センター

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救急車の中はたくさんの医療器具が所狭しと装備されていました。

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娘は助手席に乗り、サイレンのボタンを押す係に。駐車場内でサイレンを鳴らしながら一周して病院に戻ります。

高齢者疑似体験

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高齢者疑似体験のブースでは、リハビリ師の方が高齢者のようになるための装備をしてくれます。

胴体には重たいベスト、肘と膝には曲がりにくくするサポーターのようなもの、目には視界が狭くなるメガネ、耳は聞こえづらくなるようにヘッドフォン。

すっかり高齢者のようになり、階段を上り下り。

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私は長生きしても子供たちのこういう姿を見ることはできないと思うので、ちょっとかわいらしいなと思ってしまいました。

箸で豆をつまんで横の皿に移し替える体験も。視界が狭いのでつまみづらそうでした。

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カルシウムの必要量を知ろう

こちらのブースでは管理栄養士の方のサポートのもと、年齢に合わせたカルシウムの必要量を食べ物の模型を使って考えることができます。

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娘は、早見表を見て、カルシウムが多い食材を選んだのであっという間にクリア。

息子は自分の好きなものばかり選ぶので、なかなか必要量に達せず。

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でも必要量に達するのは意外に難しいと感じたので、おそらく普段の生活ではカルシウムが足りていないと思います。成長期の子供たちも更年期の私も、意識して食事をとった方がいいのかなと思いました。

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白衣で記念撮影

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白衣で記念撮影ができ、チェキで撮った写真を台紙に貼ってくれ、その場でもらえます。娘はナース、息子はドクターになってパチリ。いい記念になりました。

サイズも大小いろいろあったので、もっと小さいお子さんでも大丈夫です。

体験できなかった病院見学

実は娘が一番したかったのは、病院見学(オープンホスピタル)だったんです。定員10名で2回あり、こちらの4か所を見学できます。

救命救急センター
放射線科
検査室
手術室

1回目は電話での事前受付ができるのですが、他の予定があり時間的に無理でした。2回目を当日申込しようと思い、到着してすぐに行ったのですが、すでにいっぱいになっていました。

やはりふだん入ることができない場所なので、毎年とても人気があるそうです。来年は絶対参加しようね!と娘と約束したのでした。

まとめ

北海道医療センター

北海道医療センターの「いきいき三角山フェスタ」は、子供ならだれでも楽しめるイベントだと思いますが、お子さんが医療に興味を持っている、将来お子さんを医療の道に進ませたい、という方には特におすすめです。

お医者さん体験、薬屋さん体験を始め、医療に携わるいろいろな職業を知ることができます。

また、患者さん側の体験もできるので、病院がより身近に感じられそうです。

救急救命センターなどの病院内部を見られるオープンホスピタルは、毎年人気があり申込できなかったのですが、来年はぜひ参加してみたいと思いました。

「いきいき三角山フェスタ」は無料で楽しめる体験型のイベントなので、興味がある方はぜひ行ってみてくださいね。

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