尾岱沼ふれあいキャンプ場 バンガロー 子供と一緒に宿泊

 

道東にある尾岱沼（おだいとう）ふれあいキャンプ場のバンガローに2泊してきました。

 

 

私と夫は今から20年前にも泊まったことがあるのですが、当時も好印象だったのを覚えています。

 

 

今回小学生の子供2人を連れて初めて泊まったので、子連れ目線で気が付いたことを書いていこうと思います。

 

 

北海道のキャンプでバンガロー宿泊を考えている方の参考になれば幸いです。

 

尾岱沼ふれあいキャンプ場

 

 

尾岱沼ふれあいキャンプ場は、道東の標津（しべつ）町の少し南にあります。エビの形のような変わった形をした野付半島がある、野付湾に面しています。

 

 

天気がよければ、すぐ海の先に北方領土の国後（くなしり）島が見えますが、私たちが行ったときは曇っていて見えませんでした。

 

 

札幌から道東自動車道（釧路からは一般道）を利用して、順調に行くと5時間半～の6時間の道のりです。途中で少し休んでも、早朝に出れば夕方までには着きますね。

 

 

千歳空港からだと、同じく道東自動車道の利用で5時間ちょっとです。

 

 

 

尾岱沼ふれあいキャンプ場では、バンガローの予約を4月から受け付けています。

 

 

ちなみに今回、お盆前の2連泊なので早めにと思い、4月に入ってすぐに電話しました。

 

 

その日はキャンプ場がオープン前で管理人さんが不在だったらしく、町役場に転送になりました。その後少し日付を開けて、再度予約の電話を入れ、無事予約ができました。

 

 

状況は変わることもあるので、最新の情報は電話で確認をしてみてくださいね。

 

 

 

バンガローAに宿泊

 

20年前も今回も、バンガローA（4～5人用）に宿泊。

 

 

私の記憶の中ではもう少し明るい木の色のコテージだったと思うのですが、今回訪れるとダークブラウンの外見でした。

 

 

管理人さんに20年前のと同じものが聞いてみると、定期的に改修や建て替えをしているそうです。

 

 

それぞれのバンガローには車を横付けできるスペースがあるので、荷物の積み降ろしもラクラク。

 

 

中はシンプルで、靴箱用のカラーボックス、窓下に網戸が置いていて、ほうきとちりとりがあるくらいです。コンセントが3か所あるので、携帯の充電に便利。

 

 

広さは、物を端に置いても、奥を頭にして4人が並んで窮屈でなく寝られます。5人で寝る場合は、90度向きを変えるといいと思います。

 

 

 

過去に他のキャンプ場のバンガローに何か所か泊まりましたが、作りが簡易的なところが多かったです。

 

 

森の中にあるキャンプ場では、入った途端「じめじめっとした湿気」を感じるバンガローもありました。

 

 

それに比べると、こちらのバンガローは割としっかりした作りですし、新築ではないもののきちんとメンテナンスされている感じがします。

 

 

海からゆるい丘になった上に建っているので、風通しがいいのだと思いますが、イヤな湿気は感じませんでした。

 

 

料金はバンガローAが1棟2,500円×2泊＝5,000円。その他に入場料が大人300円、子供200円。2泊だと全部で6,000円で快適に泊まれます。

 

 

途中少し雨が降ったので、余計にバンガローのありがたみを感じました。

 

 

ただ、このバンガローで1つだけ戸惑ったのが、窓の開け方でした。暑かったので窓を開けようとしたのですが、開け方がわからないのです！

 

 

窓の下に網戸が置いてあるので絶対開くはずだと思うのですが、このタイプの窓を見たことがない私と夫は、窓の取っ手を動かそうとしばし格闘。

 

 

 

 

どうしても開かなかったので半分あきらめて、何となく丸のつまみを手前に倒してぐっと外に押したら、あっけなく開いたのでした！

 

子連れでも快適？

 

キャンプ場で気になるのは、やはり炊事場やトイレの水回りだと思いますが、子供がいればなおさらですよね。

 

 

こちらのキャンプ場には、炊事場が3つ、トイレが2つあります。

 

 

炊事場の1つは少しだけ奥になっているバンガローB（13～15人用）の方にあるので行きませんでしたが、他の2つどちらもきれいに使われていました。

 

 

トイレもキャンプ場の開けたところにあり、明るい場所なので、子供が一人で行っても安心です。

 

 

トイレも清掃が行き届いていますし、きれいな水洗トイレでした。キャンプ場のトイレなのに虫が全然いなくてびっくりです！

 

 

私はキャンプ場のワイルドなトイレも経験してきましたが、娘はやはり現代の子で、虫がいるトイレや手入れが行き届いてないと行きたがらないのです。こちらはとても快適で、心配なく過ごすことができました。

 

 

バンガローAの横は広い芝生になっていて、子供たちが走り回って遊べます！うちの子はバドミントンやサッカーをして遊んでいました。

 

 

 

2泊しましたが、全体にマナーがいいキャンパーの方が多い印象で、夜に騒ぐ方などもいませんでした。

 

 

子連れだと、無秩序な他人の中で過ごすのは怖いですが、こちらではそんな不安は全く感じなくてよかったです。

 

お風呂はある？

 

体をさっぱりして疲れも癒したいので、キャンプに着たら温泉に行きたいですよね。

 

 

こちらのキャンプ場の管理棟にはシャワールームがありますが、温泉や大浴場はありません。車で約5分のところに尾岱沼シーサイドホテルがあるので、行ってみました。

 

 

日帰りでも温泉に入れるのですが、行ったのは夜だったので、フロントの方から「現在少し込み合っていまして、洗い場が10個くらいなので、お待ちになるかもしれません」と言われました。

 

 

夜で宿泊客の方もいる時間帯だったので、別のところに行くことにしました。

 

 

次に行ったのが、キャンプ場から車で7分くらいの「野付温泉浜の湯」です。尾岱沼漁港の近くにあります。こちらはタイミングがよかったらしく、それほど混んでいませんでした。

 

 

家庭的な感じのする温泉で、露天風呂もあります。シャワーは熱いか冷たいかで、調整が難しいのですが、こういうところなんだと思います。お湯は熱めでしたが、いいお湯だったので、さっぱりとして生き返りました。

 

ゴミはどうする？

 

キャンプ場で出たゴミは、ゴミ袋を実費で買うと（4枚セットで90円）キャンプ場のゴミ回収に出せます。

 

 

分別が必要で、缶、ペットボトル、瓶が各10円の袋。

 

 

 

その他の燃えるごみ、プラケースなどは、ピンクの袋（60円）にまとめて一緒に出してOKです。

 

 

 

60Lくらいの大きな袋ですが、ピンクの袋はいっぱいに！2泊して結構な量になったので、助かりました。

 

 

まとめ

 

尾岱沼ふれあいキャンプ場は、札幌から道東自動車道（釧路からは一般道）を利用して、順調に行くと5時間半～の6時間のところにあります。

 

 

このたび20年ぶりにバンガローAに泊まりましたが、シンプルで使いやすく、手入れもされているので、快適に過ごすことができました。

 

 

炊事場やトイレなど水回りも気持ちよく使えますし、芝生で広々と遊べるので子連れにはとてもいいと思います。

 

 

温泉はキャンプ場から車で10分もしないところに、尾岱沼シーサイドホテルと野付温泉浜の湯があります。

 

 

ゴミは有料90円で袋を買えば、キャンプ場で処分してもらえます。

 

 

全体にマナーがいいキャンパーが多く、子連れはもちろん、カップルや一人でも楽しめるステキなキャンプ場だと思いました。

 

 

道東でバンガローに泊まるなら、おすすめなので行ってみてくださいね！