津軽海峡フェリー スタンダードを口コミ!船酔いする子連れの過ごし方

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

10月の3連休に、津軽海峡フェリーで函館⇒青森⇒函館の往復を、スタンダード料金で乗船しました。


小学生の子供たちにとっては人生初のフェリーだったので、片道3時40分の船旅を子連れでどう過ごすか、飽きてしまわないか不安でした。


それと、娘は普段から乗り物酔いをよくします。船酔いが不安なので、乗船前に酔い止めの薬を飲ませておきました。

ただ、船酔いには酔い止めが効かないこともあるので(私が幼少のときに経験あり)、実際に乗って降りるまで、心配は続きました。

我が家の体験談ではありますが、始めて津軽海峡フェリー乗ってどうだったか、口コミさせていただきます。

同じように子連れでスタンダードに乗る方、子供の船酔いが心配な方の過ごし方の参考になればと思います。

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スタンダード料金で過ごせる場所は?

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

津軽海峡フェリーのスタンダード料金で過ごすことのできる場所の一覧です。

●エントランスやデッキなどの共有スペース
 ※デッキは夜間と荒天時は閉鎖

●スタンダード(大部屋)(16室)

●レディースルーム(1室・女性専用)

●ファミリールーム(1室・小学生以下の子供同伴者が優先)

●スタンダードの大部屋の両端にある窓側の椅子席(プロムナード)

スタンダードは、エントランスのある下層階の中であれば、どこでも滞在できます(団体貸切の場所と別料金のビューシートを除く)。好きな場所に移動しながら過ごすのもOKです。

駐車場からエスカレータを上ると、エントランスがあります。ホテルのロビーのような場所です。

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

エントランスには軽食の自動販売機などもあり、ここに座って何かを食べながらくつろいでいる方もいました。

スタンダード(大部屋)、レディースルーム、ファミリールームはカーペット敷きの部屋になり、雑魚寝して過ごします。

船内の案内図は、こちらで詳しく見ていただくことができます。

>>>公式HPのブルーハピネス施設案内

ファミリールーム

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行きは、函館発3:10 青森着6:50の4便。2017年3月に就航したブルーハピネスで、どこもかしこも新しくて気持ちよかったです。


スタンダード(大部屋)が並ぶ通路の、入口近くにある「ファミリールーム」に入ることにしました。ここは、小学生以下の子供同伴者が優先的に入れる部屋です。

早くに乗船したので、後から誰かくると思っていたのですが。。

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

部屋の隅っこに、ぽつーん。結局最後まで私たち家族だけで、まさかの貸切!連休がらみではあったものの、夜中の3:10発なので空いていたのだと思います。

ちなみに毛布はレンタルで1枚350円。エントランスにある受付で借りることができます。

普通の毛布サイズなので、2枚借りて横にして2人で1枚を使いました。この毛布のおかげですっと眠りにつくことができたので、借りてよかったです。

慣れている方は、自宅の毛布を持ってきている方もいました。


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夜のフェリーの過ごし方

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夜中の便は危険防止のためデッキに出ることはできません。窓から外を眺めるにも真っ暗ですし、特にすることがないです。

乗船を待つ間、車で少し仮眠したものの、すぐに眠気が襲ってきました。

寝るのは船酔い防止になりますし、旅への体力温存のためにも、ここは迷わずさっさと寝ちゃいます!

うちの子たちはすぐ寝てしまいましたが、もしも小さなお子さんが寝なくなっちゃった~というときは、小さいキッズスペースがあります。気分転換に遊ばせあげてもいいかもしれませんね。

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

個室に仕切られた授乳室もあるので、赤ちゃん連れの方に安心。

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スタンダードルームとデッキ

ブルーマーメイド

帰りは、2日後の青森発14:20 函館着18:00 13便。午後のまだ明るい時間に出航します。

2014年4月就航のブルーマーメイドで、こちらもまだ新しい感じがしました。船の作りは、行きのブルーハピネスとほぼ同じ。

赤ちゃんや幼児がいる家族連れが多かったため、ファミリールームには入らずに奥のスタンダード(大部屋)で居場所を確保。スタンダードとファミリールームはほとんど同じような作りでした。

行きは夜の便でデッキに出られなかったので、早速デッキに出てみます。

乗船後約30分で、こんなに青森港から離れていました。さようなら~、本州!

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この後もしばらく青森の陸奥湾の中を北上していくので、両側に青森県は見えています。天気がよかったので、出航後1時間近くデッキで海を眺めて過ごしました。

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娘が船酔い!

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ずっとデッキにいて私は肌寒くなったので、スタンダードの大部屋に戻り1時間くらい昼寝をしていました。

ところが昼間の便なので、子供たちはなかなか寝れず。そして船内をうろうろしているうちに、娘が船酔いをしてしまいました。

津軽海峡には「船酔いエリア」がある!

実は、津軽海峡の航路は、青森側も函館側も湾になっていて、湾の中は揺れが少なく快適。

ですが、湾を出て外海を進んでいる間の1時間くらいが、潮の流が速く大きく揺れる場所「船酔いエリア」なのです。

図で表すと「船酔いエリア」はこのあたりです。

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

船酔いエリアを乗り切るには?

娘のようにうろうろ歩き回ると、自然に足元を見るために下を向くので、酔いやすくなります。

この揺れる1時間くらいの間は、なんといっても寝るのが一番です!眠たくなくても、船酔いしたくないなら、できる限り横になってウトウトしてしてみてください。

私は酔い止めの中で強力と言われる「アネロン」を飲んでいたせいか、すーっと眠たくなりました(酔い止めには眠くなる成分が入っていることが多い)。

娘には、ドラッグストアでアネロン子供用を探したのですが見つからず、トラベルミンジュニアを飲ませていました。トラベルミンジュニアはいつも車酔いの予防に飲んでいます。

トラベルジュニアが船酔いに効果がないということではなく、娘は日頃から昼寝ができないタイプなのが寝られなかった原因だと思います。次にフェリーに乗るときは酔い止めをしっかり飲んで寝させようと思います。

船酔いしてしまったら?

船酔いしてしまった場合は、できるのであれば、まず「おえーっ」して、すっきりしてください。汚い話ですが、それが早く楽になれます。

また、寝ると酔いを感じにくいので、酔ってからでも横になって休みましょう。服装は楽なものがいいですね。

動けるようなら、デッキに出て外の風に吹かれると、元気になってくることがあります。娘は酔った後、夫や息子と一緒にずっとデッキで過ごしていました。

17時すぎに函館側に近づいたころには揺れもおさまり、娘は船酔いから回復していました。

外の空気は気持ちがいいので、デッキで過ごすのはおすすめですが、娘は寒くて風邪をひいてしまいました。デッキは風が強いので防寒着をお忘れなく!

まとめ

津軽海峡フェリー スタンダード 口コミ

津軽海峡フェリーの船はとてもきれいなので、初めての子連れ旅も快適に過ごすことができました。

スタンダードやファミリールームの大部屋はシンプルで気軽に使えてよかったです。デッキや窓のある椅子席、エントランスなど公共スペースも広いので、私はスタンダード料金で十分だと感じました。

お子さんの船酔いが心配!という方は、こちらの対策を

津軽海峡の「船酔いエリア」には特に気をつける

酔い止め薬をしっかり飲んで、できれば寝てしまう(うろうろ歩き回ると足元を見るので酔いやすくなる)

船酔いしてしまったら

吐いてスッキリさせる

酔ってからでも寝ると楽になることがある(服装も楽にする)

外気に触れると気持ちがいいので、デッキで過ごすのもよい(風が強いので、防寒着をお忘れなく)

次回は、船酔いにならないよう気をつけてあげたいと思います。

この記事が津軽海峡フェリーで船旅を考えている方の参考になればうれしいです。

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