10月上旬の3連休に、十和田湖の子ノ口(ねのくち)から奥入瀬渓流の遊歩道を散策してきました。
木々が黄色く色づき始め、紅葉も楽しめて緑もたくさん残っている、気持ちのいい時期でした。
10月上旬の紅葉情報を、散策ルートをたどりながらお伝えします。
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奥入瀬渓流の散策ルート
今回私たちが歩いたルートです。
(片道約20分×往復=約40分)
当初、子ノ口から一番近い銚子大滝(片道30~40分×往復)を目指して出発。
ところが、半分くらい歩いたところの百両橋の手前で遊歩道が通行止めになっていたので、引き返してきました。
(百両橋~銚子大滝の間も車道を歩いて散策できます)
その行き帰りに見えた風景をご紹介しますね。
十和田湖 子ノ口に到着
十和田湖の子ノ口に9:30頃到着。十和田湖には霧がかかっていて、少し色づいた紅葉とのコントラストがきれいです。
奥入瀬渓流の遊歩道は全部歩くと14Kmにもなります。14:20青森発のフェリーで北海道に帰るので滞在は最長でも午前中いっぱい。
時間も体力もないので、今回は子ノ口から一番近い大きな滝の「銚子大滝」を目指します。
紅葉がちょうど始まったところですね。
鮮やかな色とりどりの紅葉も素敵なのですが、私は紅葉が始まるこの時期も好きです。まだ緑の力強さがたくさんある感じがするので。
子ノ口の水門まではゆったりした流れになります。黄色と緑の木が透き通った水辺に映えて、まるで絵のような風景です。
静かな時間が過ぎていきます。まだ散策は始まったばかりなのに、ずっと眺めていたい気分。。
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子ノ口の水門~百両橋
子ノ口の水門を過ぎると、奥入瀬渓流らしい川の流れになります。
川の向こう岸には、大きな岩が崩れ落ちたような奇岩が見えます。すごい迫力。
一休みできるベンチも。紅葉の時期は、暖かい飲み物持参でゆっくりしたいですね。
これぞ奥入瀬渓流!という川の流れ。色づいた葉と落ち葉が、秋の奥入瀬渓流に来たんだなと実感させてくれました。
動画でも奥入瀬渓流の川の流れを感じていただければと思います。(15秒)
※大きめの音が出ますのでご注意ください
マイナスイオンをたっぷり浴びて、体の中までリフレッシュと思うくらい気持ちが良かったです!
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百両橋の手前で遊歩道が通行止めに
子ノ口を出発し約20分、銚子大滝まで半分くらいになりました。
遊歩道が並走している車道とクロスするところに差し掛かると、なんとこの先の遊歩道が通行止めに!
正面の白い看板らしきものが、通行止めを知らせています。動揺してピンボケになってしまいました(笑)。
遊歩道が歩けないだけで車道は歩けます。
縦に一列になって、このすぐ先にある百両橋を渡って少し歩いてみました。
でも、子供連れで車がたくさん走る細い車道を歩くのは怖かったので、やっぱり引き返すことに。
(後から知ったのですが、ここの百両橋と銚子大滝の間の遊歩道は、土砂崩れか何かで何十年も閉鎖になっているようです)
少し残念ではありましたが、帰りは同じ道でも風景が違って見えたりして、また楽しかったです。
子ノ口の橋からサクラマスの産卵を見る
子ノ口まで帰ってきて橋の近くの川を見ると大きな魚が!どうやらサクラマスが産卵の準備をしているようです。
橋の上から産卵の様子を子供たちと一緒に観察。
真ん中あたりにいる、赤い色の大きなオスが、メスの産卵を待ち構えています。
周りにはメスを狙う他のオスや、卵を狙うウグイ?のような魚も。
大きなオスは周りを追っ払い続け、産卵を待ち続けます。
生命の神秘、そして秋を感じました。
まとめ
2017年10月上旬の3連休、奥入瀬渓流の紅葉は、まだ始まったころでした。「赤や黄色、色とりどりの鮮やかな紅葉」の状態には少し早いですね。
緑がたくさん残っていて、黄色く色づき始めたこの時期も、素敵な景色を見ることができました。
サクラマスの産卵を見ることができて、秋を満喫できました。
奥入瀬渓流の10月上旬はとても素敵なので、訪れてみてくださいね!
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