家族で生まれて初めて、パークゴルフをしました。
それまでは、パークゴルフといえば「ミニサイズのゴルフ場みたいなところでする、ゴルフみたいなスポーツ」くらいの認識しかありませんでした。
私と小学生の子供たちはゴルフをしたことがないので参考にすることもできず、正真正銘の初心者です!
そんな私たちでも、パークゴルフのルールを覚えてしまえばそれほど難しくありませんでした。
小学生でもわかるように簡単に説明しますので、参考にしていただければ幸いです。
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目次
パークゴルフってどんなスポーツ?
パークゴルフは1983年に北海道幕別町で発案されました。人が少ない地域の公園でみんなが遊べるようなスポーツにしようということから、パークゴルフという名前がつきました。
ゴルフと名前がついていることから想像できるとおり、小さいゴルフコースのような場所で、パークゴルフ専用のクラブでボールを打ち、カップ(穴)に入れるまでの打数を競います。
いろいろな世代の人が安全に遊べることが基本なので、ボールがあまり高く上がらないように、クラブやボールが作られています。
ボールを打って飛ばすという感覚ではなく、転がしてつないでいくスポーツです。
必要な道具は?
パークゴルフに必要な道具はクラブ(1本)、ボール、ティのみです。こちらは、クラブ(子供用)とボール。
大人用クラブは手に握る棒の部分が10センチくらい長いのですが、全体的には同じような形をしています。ボールを打つ先端(ヘッド)がごろんと丸みを帯びています。
ティとは1打目にボールを乗せて打つ、小さな台のこと。打った後なので横を向いていますが、ブラシの部分を上にして置きます。
コースについて
先日回ったコースをサンプルに説明します。
パークゴルフのコースは、1ホールから9ホールまであります。 (ホールのレイアウトは施設により異なります)
1ホールからスタートし、9ホールを終えたら、もう一つのコースを回り、通常18ホールでプレーした結果を競います。
ホールでのプレー
ホールの第1打はティーグラウンド(緑の正方形の台)で打ち、第1打のことをティショットといいます。
1ホールであれば、1のピン(旗)が立っているカップを目指して、打ちつないでいきます。
カップインしたので次の2ホールに行き、同様にプレーします。
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パークゴルフのルール
パークゴルフのルールは日本パークゴルフ協会により制定されています。
パークゴルフで、これは押えておきたい!という基本のルールはこちらです。
・通常は3~4名1組でプレーする
・1つのコースの中に9ホール設定されている。通常は2コース、計18ホールで点数を競う
・1ホールの長さは100m以内。ホールごとに長さが異なり、標準の打数(PAR・パー)が決められている ※PARは3.4.5のいずれかで、9ホールのPARは33、18ホールのPARは66とされる
・ホールのスタート地点、ティグラウンドから、カップにボールが入るまで順番に打っていく。全員がカップに入ったら次のホールへ移動し、同様にプレーする
・プレーできる場所を大きくはずれたり(OB)、不正行為をした場合はペナルティがつく
・打数にペナルティを加算して、最終的に合計打数の少ない人から1位⇒2位と順位がついていく
打つ順番は?
1ホールのティショットの打順は、じゃんけんなどで決めます。
2打目からは、前の打順でボールの位置が遠い人から打ちます。そうすると、極端に遠い人がいなくなり、全体にカップに近づけるからです。
2ホール以降のティショット(1打目)は、前のホールで成績のいい順になります。
打数の計算の仕方は?
ティショットからカップインまでの打数を、ホールごとに記入していきます。
9ホールが終わったら合計します。18ホールの時は、それぞれのコースの合計をさらに合計します。打数の少ない人が1位になります。
実はこの打数なんですが、単純な打数のみではなく、ペナルティというものも加算しないといけないんですよね。
次はペナルティについて、書いていきますね。
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ペナルティについて
パークゴルフでは、以下のような場合、ペナルティ(すべて2打の加算)になります。
ボールがOBに入ったら?
OBとはアウトオブバウンズの略で、プレー区域外ということです。ボールがOBに入ったらペナルティになります。
コースの両側に白い杭が並んでいるラインがあればそれはOBラインを示すもので、ラインの外はOBということになります。
白い杭がない場合、隣のホールなど明らかにプレー区域外という場所はOBです。
また、コース内に木や草の茂みがあって、ボールが出てこないという場合も、そこはOBゾーンとなります。
ボールがOBに入ってしまったら、OBに入ったと思われる場所から、クラブ2本以内のホールに近づかない位置にボールを置いて、プレーを再開します。
空振りをしたら?
パークゴルフでは空振りをしても、ペナルティにはなりません。
ただし、ボールが動いた場合はペナルティになります。
バンカーショット
バンカーというのは砂場のことです。
パークゴルフでは、バンカーからボールを出すショットをする前にクラブがバンカーに触れてもペナルティになりません。 (通常のゴルフではペナルティになります)
池ポチャしたら
池ポチャとはコース内の池にボールが落ちてしまうことで、ペナルティになります。
池にボールが落ちたと思われる場所から、クラブ2本以内のホールに近づかない位置にボールを置いて、プレーを再開します。
木や柵のすぐそばでボールが止まった場合
ボールが止まった場所が、木や柵のすぐそばで、次のショットが打てない場合は「アンプレヤブル宣言」(プレー続行不可)をします。
アンプレヤブル宣言はペナルティになります。クラブ2本以内のホールに近づかない位置にボールを置いて、プレーを再開します。
不正行為をした場合
次のような不正行為はペナルティになるので、うっかりしてしまわないよう気をつけましょう。
・グリーンの上のボールに触れる
・ボールを打ちやすい場所に置き直す
・間違って他人のボールを打つ
・二度打ちする
・クラブのヘッドでなくグリップの部分で打つ
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小学生でもわかるようにルール変更!
今回、私も小学生の子供も初めてのパークゴルフだったので、ルールをとても簡単に変更しました。
・打順は最初から最後まで同じにする (2打目から打順が変わるとわからなくなるので)
・ペナルティはつけないで、単純に打数を合計する (不正行為はしないよう統一し、その他のペナルティもつかないようにした)
この二つを変えただけで、とても簡単にプレーすることができました。
パークゴルフは、大会に出るなどスコアを競うこともできますが、いろいろな世代で楽しくプレーするというのが基本のスポーツです。
大会に参加するときはもちろん正式なルールに従いますが、家族や仲間内でなら内輪ルールでプレーしていいと思います。
まとめ
以上のことをまとめます。
【まとめ】
・通常は3~4名1組でプレーする
・1つのコースは9ホールで、通常は2コース、計18ホールで点数を競う
・1ホールの長さは100m以内。ホールごとに長さが異なり、標準の打数(PAR・パー)が決められている ※PARは3.4.5のいずれかで、9ホールのPARは33、18ホールのPARは66とされる
・ティグラウンドから、カップにボールが入るまで順番に打っていく。全員がカップに入ったら次のホールへ移動し、同様にプレーする
・打数にペナルティを加算して、最終的に合計打数の少ない人から1位⇒2位と順位がついていく
・1ホールのティショットの打順は、じゃんけんなどで決める。打目からは、前の打順でボールの位置が遠い人から打つ
2ホール以降のティショット(1打目)は、前のホールで成績のいい順になる
・OB、空振りしてボールが動いた場合、池ポチャ、アンプレヤブル宣言(プレー続行不可)、不正行為などはペナルティになる(すべて2打加算)
・空振り、バンカーショットの前にクラブがバンカーに触れてもペナルティにならない
・小学生でもわかるようにルール変更をして楽しくプレーを!
パークゴルフのルールは覚えてしまえば、小学生にもそれほど難しくありませんでした。
この記事が楽しいパークゴルフの参考になれば幸いです。
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