小樽のアイスクリームパーラー美園に行ってきました。
1919年、大正8年創業で、北海道で初めてアイスクリームを出したお店です。歴史の浅い北海道で、早くから栄えていた小樽の華やかな時代の雰囲気を感じられます。
実は子連れでこのような喫茶店に入ったのは、初めての経験!静かに座っていられるようになったんだなとちょっとした感動でした。
大正ロマンが薫る素敵な空間と食べたものをお伝えしますので、参考にしていただければと思います。
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アイスクリームパーラー美園
アイスクリームパーラー美園は、セントラル都通というアーケードのある商店街にあります。
一歩足を踏み入れると、レトロな雰囲気が漂います。階段を上って二階へ。
パフェを注文
お店に入ると、初めてなのになつかしい感じがします。
全員がパフェを1品ずつ決めてメニューを決めて注文をすると、店員さんの方から
「お子様のを先にお出ししますが、どちらになりますか?」といわれました。
実はこういう喫茶店に子連れで入ったのは、初めての経験で。小学生になってやっと最近、落ち着いた感じのお店に入ることができるようになってきたところでした。
だからさりげない心遣いがうれしくて。
やっぱり老舗のお店は違うなあ、なんて感動していたら、子供のチョコレートパフェが運ばれてきました。
子供は早速口にして「おいし~~!」。食べっぷりからおいしさが伝わってきます。
ほどなくして大人のパフェもきました。
夫の和風パフェ
私のクリームぜんざい
私が心の中で「あれっ、ぜんざいのあんこは?」と思った瞬間、店員さんが
「あんこはアイスクリームの下に入っております」と。
なるほど~、これは掘り出す楽しみが!(笑)
そして大人も口に入れると「おいし~~!!」。コクがあるのにスッキリとした後味で、全然くどくないです。
どのパフェもフルーツがたくさんのっていて、わたしたちが子供のころに食べた懐かしい感じ。
お店のHPによると、こちらのアイスクリームはお店の手作りで素材にもこだわりが。
牛乳は小樽近くの赤井川産、ヨード卵光、北海道のアカシアはちみつを使い、脂肪分5~6%の、伝統の製法で造られたものだそうです。
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大正ロマンが薫る
食べながら、子供たちとお店の話になりました。
私が子供たちに「1919年創業だから、もうすぐ100周年になるんだよ」というと、日本の歴史のまんがを読みだした小3の息子が
「知ってる!江戸時代の次が明治で、その次が昭和で、次が平成で…」
と、肝心の大正をすっ飛ばしています(笑)。
私が「明治の次の大正時代に作られたお店なんだよー」というと、歴史の長さに驚いた様子。
子供たちには遠い昔の話ですが、約100年続いているものを実際に目にして、興味深いようでした。
大正8年といえば、小樽が栄えていてとても華やかだった時代。モボ、モガがおしゃをして都通を歩き、このお店を訪れたのでしょうね。
そういえば祖母も大正8年生まれあたりだったなあ。 亡くなった父が若いころ小樽に住んでいて、美園やあまとうの話を聞いたことがあったなと、昔に思いをはせてみたりして。。
パフェの終盤に、注文していたコーヒーが運ばれてきました。カップも素敵。
ああ、これも本当においしい。パフェを食べた後にコーヒーを口にすると、いい香りが鼻からふわーっと抜けていきます。
子連れで喫茶店でパフェ&コーヒーなんて贅沢で幸せすぎ!
子供たちは初めての喫茶店に緊張したのか、終始おとなしめ(笑)おかげで落ち着いて、味と雰囲気を堪能できました。ありがとう。
パフェとコーヒーはとてもおいしかったし、出てくるタイミングなどもさすが。店員さんのつかず離れずの接客も心地よくて、また来たいなと思う素敵なお店でした。
次はおいしいとうわさの鍋焼きうどんを食べたいな!
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