毎年、娘のピアノの発表会のときに楽譜カバーを手作りしています。
最初は画用紙で本のように作ったため、自立しづらいうえに楽譜をめくる手間もあり、今考えると失敗作でした。
その後、硬い厚紙を横につなげて作ったところ、開くとピアノの譜面台いっぱいにはなりましたが、きちんと自立して楽譜をめくらなくてもよく、使いやすかったです。
この記事では、私と娘が実際に使用した楽譜カバーの作り方を書いていきますので、これから楽譜の用意をする方に参考にしていただければと思います。
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目次
楽譜を用意する
まずは、楽譜のコピーを用意します。
演奏する楽曲が載っている教本をお持ちの場合は、その楽譜を1ページずつ、A4用紙にコピーしてください。
ちなみに我が家では毎年、ヤマハのインターネットサイト「ぷりんと楽譜」で楽譜を探して買っています。
楽器の種類や、入門~上級の難易度でも絞り込みができます。演奏のサンプル動画がついた楽譜もあるので、イメージがつかみやすいと思います。
クラシックはもちろん、最近の曲もあるので、連弾の楽曲をお探しのときは見てみてください。
ぷりんと楽譜で楽譜データを購入するとメールが送られてきます。リンク先のURLをクリックしてデータをダウンロードし、A4用紙に印刷します。
楽譜カバーの作り方
楽譜のコピーだけではペラペラで使いづらいので、楽譜のカバーを手作りしたいと思います。
A3の厚紙の場合
最初に言いますが、A3なので大きいです!でもA4の楽譜を切らずにそのまま2枚並べて貼ることができるので、作業の手間は少ないです。
楽譜のカバーはすべて100均の材料で作ることができます。
【材料】
●A3厚紙(ダイソー購入、4枚入りの3枚使用)
●透明テープ(OPPテープや梱包テープなど幅広の方が安定する)
●両面テープ
注)楽譜が5ページになったので、厚紙は2枚と半分使います。
【作り方】
①厚紙を横にして、厚紙と厚紙を透明テープで貼る。
②印刷した楽譜の裏に両面テープを貼り、2枚並べて厚紙に貼る。
(透明テープの上に重ねて貼ってOK)
広げると譜面台を大きくはみ出て、電子ピアノいっぱいの長さに。
発表会で弾いたグランドピアノの譜面台は電子ピアノより大きかったので、問題なく載りました。最初に広げてしまえば、途中で楽譜をめくる手間が省けます!
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画用紙の八つ切りに近い厚紙の場合
100均のセリアでA3より一回り小さい、画用紙の八つ切り(392×271)に近いサイズの厚紙(394×274)があったので作ってみます。
注)このサイズの厚紙だとA4用紙が2枚横に並べられないので、楽譜の五線譜の周りの余白をギリギリまで切っておく。
【作り方】
①A3のときと同じように、厚紙を横にして、厚紙と厚紙を透明テープで貼る。
②楽譜の裏に両面テープを貼り、2枚並べて厚紙に貼る
白い厚紙なのでわかりづらいのですが、楽譜は余白を切って、ギリギリおさまるという感じです。
貼る前にバランスよく置いてみて、手で押さえて一辺ずつめくりながら、両面テープをはがしていくと、貼りやすいと思います。
できあがりは、A3よりひと回りコンパクトなので、持ち運びしやすいですね。
楽譜 カバーのデザイン
カバーは無地なので、かわいくしちゃいましょう!紙なので書きやすく貼りやすいので、簡単にデザインできます。
曲のイメージまたは衣装の色と合わせると作りやすそうですね。
マーカーとシールでデザイン
例えば、先ほどのA3で作ったカバーは、娘が表紙にカラーのマーカーで題名を書いて、題名にちなんで花のシールを貼りました。
パソコンで印刷
題名やイラストは、パソコンでから印刷したものを糊で貼る方法もあります。
こちらのサイトは、無料でイラストをダウンロードできます。
ワンポイントやラインとして使えそうなものから、全面的に貼れそうなものまであるので、チェックしてみてくださいね。
マスキングテープ
人気のマスキングテープ。かわいい柄が多く、貼り直しできるのがいいですよね。
特にデザインしなくても、テープをラインのように貼るだけでもアクセントになります。
折り紙を貼る
折り紙を好きな形に切って貼るのもいいですね。小さくちぎって貼れば、ちぎり絵になります。手作りのぬくもりを感じますね。
クレヨンでお絵かき
幼稚園くらいのお子さんなら、白いキャンバスに見立ててクレヨンでお絵かきしてもかわいいですね。世界に一つだけの楽譜カバーになります。
まとめ
まずは楽譜のコピーを用意しましょう。教本がない場合は、ヤマハ「ぷりんと楽譜」でデータを購入し、印刷するのが便利です。
楽譜のカバーは100均の材料で、簡単に作ることができます。硬い厚紙で作ると自立しますし、長くつなげると演奏途中にめくる必要もなくなります。
紙なので自由にデザインして、かわいいオリジナルの楽譜カバーを手作りしてみてくださいね。
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