酔い止め薬 アネロンに副作用はないの?5種類の有効成分を調べてみました

酔い止め アネロン 副作用

子供のころから乗り物に弱く、酔い止め薬が欠かせない私。


中でもアネロン「ニスキャップ」は長時間しっかりと効果を感じるので、長距離ドライブや船に乗るときによく飲んでいます。


効果を感じるのはありがたいのですが、効きすぎて副作用はないのか、ふと気になってしまいました。


もともと薬は期待する効果がある反面、何かしらの副作用はあってもおかしくないと思っているもので。


アネロンの副作用が心配になって調べてみましたので、同じく副作用が心配というあなたの参考になれば幸いです。

(アネロンがよく効くというのはあくまでも私個人の感想です)

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アネロン 5種類の有効成分のはたらきと副作用

5種類の有効成分


アネロンには5種類の有効成分が入っていて、乗り物酔いにしっかり効きます
(エスエス製薬公式HPより抜粋)。


調べてみたところ、乗り物酔いの薬で定番の「トラベルミン」や「センパア」の有効成分は2種類でした。比べてみるとアネロンの有効成分は種類が多いといえます。


有効成分が多い分、副作用も心配なので、一つずつあげていきますね。。

マレイン酸フェニラミン (抗ヒスタミン作用)


はたらき ⇒ 嘔吐中枢への刺激と内耳前庭での自律神経反射を抑制し、
めまいや吐き気(嘔吐)などの症状を予防・緩和

【副作用】
・眠気が強く出ることがある

注)抗ヒスタミン作用を持つ薬(風邪薬、鼻炎薬など)と重複すると副作用が強く出るので一緒に飲まない


スコポラミン臭化水素酸塩水和物 (副交感神経遮断作用)


はたらき ⇒ 脳の中枢に働きかけ、副交感神経の興奮を抑制。
また、消化管の緊張を低下させて、吐き気(嘔吐)を予防

【副作用】
・眠気
・目のかすみ
・異常なまぶしさ
・排尿困難
・便秘
・喉が渇く


ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)(神経機能正常保持作用)


はたらき ⇒ 神経機能を正常に保つために必要なビタミン。吐き気などに効果。

【副作用】
・光線過敏症
・手足のしびれ
・知覚異常

無水カフェイン(中枢神経興奮作用)


はたらき ⇒ 平衡感覚の乱れによるめまいを軽減し、乗り物酔いによる頭痛を和らげる。

【副作用】
・振せん
・不整脈
・虚脱
・めまい
・眩暈
・不眠
・不安
・瞳孔散大


アミノ安息香酸エチル(胃粘膜局所麻酔作用)


はたらき ⇒ 胃粘膜への麻酔作用で、吐き気(嘔吐)を抑える。
  
【副作用】
・過敏症
・食欲不振
・悪心
・口渇
・便秘



参考)KEGG:京都大学化学研究所金久研究室が開発・提供を行っているデータベース

アネロンの副作用まとめ

酔い止め薬 アネロン


アネロンの有効成分にも副作用の可能性があることがわかりました。


今、私は特に副作用は感じていませんが、副作用の可能性もあるということを覚えておこうと思います。


市販薬なので気軽に飲んでしまいがちですが、適量を守り、副作用かも?と思う症状があれば、医師、薬剤師、登録販売者に相談することは大切だと思います。


アネロンは乗り物酔いがひどい私は頼りにしている薬なので、上手につきあって、旅行を楽しみたいと思います。

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